スタバでいつも豆を買ってます。
僕はコーヒーが大好きなんだけど、特に詳しいわけでもなく、「コーヒーイイなあ」ぐらいの気持ちでいました。
秋が深まり、冬になるにつれてコーヒーをおいしく淹れることに興味がわき、youtubeを見たり、本を読んだりして勉強を始めたところです。
参考にしたyoutubeはこれです。
で、今日は愛するスターバックスの豆を買ってきて淹れてみました。素人なので基準としてお店の味と比較しようとお店で同じ豆を頼んで出してもらいました。
頼んだ豆はコロンビアです。
- 粕谷哲さんの4.6メソッドで淹れる。
- HARIOのスケールで湯量と時間を計る。
- コーヒーミルがいいものではないので、引いた後茶こしで微粉を取り除く。
- 湯の温度は87℃
あきらかに違っていました。緑色のカップの方がお店の物。茶色のカップの方が僕が淹れたものです。
淹れ方の違い
まず淹れ方が違います。スタバで豆を指定するとコーヒープレスという方式で淹れてくれます。これはコーヒー豆を器具でプッシュする形なのでコーヒーの成分が全部とけだす感じになります。
一方、僕はHARIOのドリッパーV60を使ってドリップ式で淹れました。これだと紙フィルターを使うのでコーヒー豆の油やある程度の成分を紙が吸収するので透明な(あるいは統一された)感じに仕上がります。
スタバのお店の味
- お店の方はコーヒーの油が混じっている。これはもちろん、淹れ方の違いによるものです。コーヒープッシュ方式は油が入るのです。
- お店の方は若干、土のにおいがする。いやな土のにおいじゃなくて、僕が育った故郷のいなかの原っぱでよく太陽にあてられた懐かしい土の匂いです。
- お店の方が酸味がある。
- お店の方がいろんな成分が混じっているのか、いろんな要素が混じっていて華やかな感じ。これもコーヒープッシュ方式の特徴ですね。
自宅で淹れたコーヒーの味
- 自宅のほうが酸味がない分、すっきりしている。
- 自宅のほうが統一感がある。
- 自宅のほうが甘い感じがする。
- 紙フィルターが吸い取ってくれているので雑味がないですね。
冷めるにつれてコーヒーの味は変わっていく
時間がたつにつれてコーヒーの味わいも変わってきます。
- お店の方の土のようなにおいは消えてしまった。
- 若干冷めてもドリップ方式で淹れた自宅の方がすっきりしている。
- 若干冷めてもお店の方がいろんな成分が混じった華やかさは持続している。
- 若干冷めても自宅のドリップ式の甘さは感じる。
- 最後の方で見るとコーヒープレスで淹れたお店の方は細かいコーヒーの粉が見えます。僕が淹れたHARIOの方は紙フィルターで濾したので当然粉はありません。全然違う感じですね。
結論
どちらが好きかはたぶん、その日の気分などにも影響されると思います。僕はドリップ式で自宅で淹れたすっきりした方が今日は好きかな?
驚いたのは4.6メソッド!本当に僕みたいなド素人が淹れてもおいしくなった。
実は、この4.6メソッドは以前からyoutubeで粕谷哲さんの動画を紹介されてからやってました。ただ、厳密にやってなかったんですね。具体的に言うとコーヒーをかなり細かく曳いてたんです。また、メリタのドリップで淹れてました。さらに時間も測ってなかった。
時間を計って入れてみたら4分30秒かかったんですよ。
それはお湯が時間通りに落ちなかったからなんです。しかも、携帯で時間を計りながらきちんとした湯量を入れるとわずかな距離のせいで正確に入れられない。
そこで粕谷哲さんおすすめのHARIOのスケールを買いました。やっぱり、重さと時間が一目でわかるのってすごくいい。高かったけど、役に立ちます。
コーヒーミルが安ものなので、どうしても微粉が多く、茶こしで微粉を分けました。ただ、目が粗いので重さで4割が濾されてしまい、もったいなさすぎます。
そこで、粕谷哲さん、岩崎泰三さん激賞のコマンダンテC60を注文しました。高価なものなので、偽物をつかまされたくないと思い、コマンダンテの代理契約店を探したところ、オーストラリアの代理店が予約販売していました。1月にオーストラリアに届くのだそうです。そこから日本に送ってもらうから1月下旬に届くのかなあ?
それまでは安いミルを使わなければならないけど、今日みたいにもったいない豆の使い方はできないのでコマンダンテが到着するまで微粉は取り除かないと思います。
気を付けていること
あんまりおいしいコーヒーを追求しすぎることに若干のセーブをかけてます。
キリスト教徒として、おいしいコーヒーよりも人として、もっと大切なことってあるだろうし。
人生を豊かにするためにコーヒーを愛する。でも、無理をしない。あるものを受け入れる。貧しい人のことを忘れない。でも、こんなに高価なコーヒーミルを注文した段階でどちらに偏っているのかは一目瞭然だな。
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